2005年03月

複製技術の産物,大衆社会再考2

■本日のテキストは、カント研究者にして、メディア論までカバーする哲学者、黒崎政男さんのデジタルを哲学する 時代のテンポに翻弄される〈私〉(PHP新書,2002年,pp.126-131)から。第5章 「人間とは何か」の一節 クローンに見る「現代人の衰弱」 (初出1998年8月5日『朝日新聞』夕刊「クローン問題と現代の幻想」)
続きを読む

複製技術の産物,大衆社会再考1

■「地下鉄サリン事件」(1995年3月20日)から10年目だ。■その直後の3月22日には、警視庁が山梨県の上九一色村の教団施設など、1都2県の施設25か所を一斉に家宅捜索。3月30日には、国松孝治警察庁長官が自宅マンション前で狙撃されて、重傷をおった。
■ハラナは、社会学者、宮台真司氏らと同様に、「交換自在な単なる原子的存在に還元されてしまった」という大衆的不安こそ、オウム真理教をはじめとする諸現象を説明できると、かんがえる。
続きを読む

国家をかたるメタファー:台湾編2

■さて、「編集手帳のオヂサマ」、おそらく、「お上品で偽善的な『朝日新聞』あたりとはちがって、『家庭内暴力』といった的確な表現で、北京政府をたたいてやった。してやったり」と、ほくそえんでいるのであろう。ま、そんなに「内政干渉」したいのなら、米国やらほかの大国も、元気よくバシバシたたいてほしいものだが、今後に期待したい(笑)
続きを読む

国家をかたるメタファー:台湾編1

■先日、『読売新聞』(2005/03/15)のコラム「編集手帳」につぎのような台湾論・中国論が展開された。
(冒頭部省略)
 
続きを読む

英語教育からかんがえる(その3)

■きのうはおもに、「英語に特化しないで、第二外国語もまなぼうよ」と主張しているように、うけとられたかもしれないので、つけたしをかいておく三浦先生の「第二外国語教育を壊滅から救い、新たな制度とイデオロギーを生み出すために」なんぞを紹介したので、しかたがないが。。■ハラナは、ちっともそんなことは、いってない(笑)
 
続きを読む
記事検索
最新コメント
プロフィール

haranatakamasa

タグクラウド
QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ