2005年10月

迷走する普天間基地返還2

■きのう maxi さんから、先週末かいた「新崎盛暉,未完の沖縄闘争」に対して、つぎのようなコメントを いただいたので、先日かいた「迷走する普天間基地返還」とあわせた続編とする。
●タカマサさん、海兵隊の削減より、数字のマジックも使いそうです。「国土面積のわずか0.6%しかない沖縄に、在日米軍専用基地面積の75%が集中している」とわかりやすい数値を引用して不公平さ、沖縄差別を主張します。●キャンプ・ハンセンを自衛隊と共用、カデナに自衛隊のF15を移すなどの共用が同意されています。北部訓練場の自衛隊との共用も同意すると、専用の75%が、28%に低下します。(具体的な数字は私のブログで)●「劇的な沖縄の負担軽減だ」日本政府、外務省・北米局長に私のブログのアドレス教えたので、実行に移すかもしれない。(笑い)
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草薙厚子,子どもが壊れる家

草薙厚子『子どもが壊れる家』〔文春新書〕という本が話題になっているようだ。■しばしばご登場いただく、後藤和智さんの俗流若者論批判でも、いわゆる「ゲーム脳」論の支持者として後日とりあげられるようだ

【著者略歴】法務省東京少年鑑別所元法務教官。退官後、地方局アンウンサーを経て、ブルームバーグL.P.に入社。テレビ部門アンカー、ファイナンシャル・ニュース・デスクを務め、フリーランスとして独立し、ジャーナリストに。テレビ、ラジオ番組のコメンテーターとしても活躍中。著書に、『少年A 矯正2500日全記録』他がある。
と、おくづけにある。■実は、神戸の児童連続殺傷事件の加害者の情報を職務上しりうるたちばにあることを利用して、暴露本をかいてメジャー・デビューした人物なのだ。
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新崎盛暉,未完の沖縄闘争

■社会学者 新崎盛暉〔あさらき・もりてる〕さんの『未完の沖縄闘争 沖縄同時代史 別巻●1962?1972凱風社が、ことし はじめにでている。■「沖縄同時代史 別巻」とあるとおり、新崎さんは 凱風社から、「沖縄同時代史」 シリーズ全10巻を刊行してきた。それらがカバーするのは、1973?2003年という、「沖縄返還」の翌年から約30年間。■本書は、その前史にあたる、1962?72年という 約10年間、つまり「復帰運動」「ベトナム戦争」のまっただなかがカバーされている。  続きを読む

産廃ビジネスの経営学

■先日、さそうあきら「芥の歌」という、マンガ作品の舞台が産廃処理業者だと紹介したが、石渡正佳『産廃ビジネスの経営学』〔ちくま新書〕が先日でた。■今回とりあげる本は、先月すえに連載した「マクロ経営学から見た太平洋戦争」と「マクロ経営学から見た愛知万博」と、問題として通底している。

石渡さんは、千葉県職員。いわゆる「産廃Gメン」として、勇名をはせた人物だ。■これまでも、WAVE出版から、『産廃コネクション』,『利権クラッシュ』,『リサイクルアンダーワールド』という、産廃問題三部作とはじめとして、岩波ブックレット『不法投棄はこうしてなくす―実践対策マニュアル』,ことしも日経BP出版センターから『スクラップエコノミー なぜ、いつまでも経済規模に見合った豊かさを手に入れられないのだ!』を発表している。■これまで、産廃問題解決の最前線から発信する 強烈な正論が、衝撃的だったが、今回はその総集編ともいうべき決定版となった。■これは、もはや産廃問題にとどまらない、アウトローの政治経済学=法社会学の金字塔ともいえる必読書だ。
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事典 日本の多言語社会

真田信治/庄司博史(編集)『事典 日本の多言語社会〔岩波書店〕が、刊行された。
■これまでにも 言語学関係の事典/辞典は、たくさんあった。■たとえば、現在市販されている=購入可能な事典/辞典を順不同で列挙していくだけでも、小池生夫 ほか編『応用言語学事典
〔研究社〕とか、「言語学」『MSN エンカルタ 百科事典』,デイヴィッド クリスタル 『言語学百科事典〔大修館書店〕,安藤貞雄ほか『言語学・英語学小事典〔北星堂書店〕亀井孝ほか編『言語学大辞典』〔1?6巻+別巻,三省堂〕,A.マルティネ編『言語学事典―現代言語学-基本概念51章〔大修館書店〕J.デュボワ『ラルース言語学用語辞典』〔大修館書店〕,ジャック・リチャーズ『ロングマン 応用言語学用語辞典〔南雲堂〕亀井孝ほか『言語学大辞典セレクション 日本列島の言語』〔三省堂〕安井稔 編『新言語学辞典 改訂増補版』〔研究社〕,日本語教育学会 編『新版 日本語教育事典〔大修館書店〕 といった感じ。
■しかし、応用言語学系の一部の項目をのぞいては、社会言語学的な視座から 日本列島の多言語性を正面にすえた 事典は、なかったはずだ。 
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