2006年01月

大学入試出題文と対価

■『入試過去問と著作権を考えるblog』という、問題提起を展開する日記から 去年かいた文章に リンクこみのトラックバックをいただいたので、よみなおしてみた。■そして、大学入試の時期でもあるから、入試問題という観点から、補足をしてみたくなった。それは、著作権問題という、知的所有権の問題の根幹にかかわる、かなりねぶかい次元にねざしているとかんがえたからである。 続きを読む

しってる/わからん/わかる

■だいぶまえの記事になるが、当 日記にもリンクしてある renqing氏の 『本に溺れたい』に、「知っていること、知らないこと」という文章がある。■以下全文転載【ただし図解を少々くみかえさせていただいている】 続きを読む

アメリカの食糧戦略再考

■以前、「アメリカの対日食糧戦略」「食育イデオロギー 1」「牛乳神話」といった文章で、第二次大戦後のアメリカの食糧戦略の対象として位置づけられた日本列島の問題性をとりあげてきた。■「関岡英之,拒否できない日本」のコメント欄でものべたとおり、「年次改革要望書」の項目にはあがっていないが、最近のBSE検査=米国産輸入牛肉問題にしろ、アメリカの業界圧力が「国益」化し、「改革」要求として おしつけられる=日米外交問題化する構図のひとつの典型例が、食糧問題なのだ。■ハラナは、「日本国憲法は おしつけられたものだから、廃棄・改正すべきだ」という議論にもくみしないし、「戦後のモジ改革・教育改革も米国の日本文化つぶしだから、復古せよ」といった反動論には断固反対するが、戦後日本の食糧政策が、米国の食糧戦略にほぼ完全にのみこまれた、いわば「自己家畜化」政策にほかならず、「おしつけられた体制」であるという総括には 基本的に賛同する。

■さて、金光教の指導者のひとり 三宅善信氏が、「アメリカが日本に捕鯨をさせない本当の理由[2004/03/19]」という文章をかいている。■ハラナは、太地町の在来漁業などとは全然異質な商業捕鯨をしてまで、クジラをくいたいとはおもわないが、この文章には、単なるトンデモ陰謀論とは、きめつけられない 構造的な歴史認識がしめされているとおもう。
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「グーグル八分(はちぶ)」

グーグル八分(ぐーぐるはちぶ)とは、検索エンジングーグルで本来なら上位にヒットするはずのウェブサイトが何らかの理由により検索対象からはずされてヒットしないよう操作されている状態をいう。

村社会における制裁の一種である村八分になぞらえて呼ぶ言葉である。村八分とは、ある成員に対し、火事の消火活動と葬儀を除く一切の付き合いを遮断するという制裁を指す。グーグル八分の場合は、特定のウェブサイトが検索用のインデックスから完全に削除されてしまい、Googleにおいて一切検索結果から出なくなる。
……

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志水宏吉『学力を育てる』2

■愛知教育大の先生のサイト『子安 潤のインターネット圏』を発見。■先日とりあげた志水宏吉さんの『学力を育てる』の書評「Magazine247:学力を育てる」がある。以下全文転載【強調部:ハラナ】 続きを読む
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