2006年04月

笹原宏之『日本の漢字』16

■何度かとりあげたとおり、笹原宏之氏は、漢字表記の画数がおおさに対して かきてのがわでの合理化=省力化として、省略をふくめた さまざまな変形をうんだことを詳細にあとづける。■しかし、前回前々回の例のように、さまざまな理由から、画数の増加をふくめた省略化とは逆方向の 変形もみのがせないことが、わかった。
■今回とりあげるのは、第12回でも少々ふれた「異体字を遣い分ける」事例。
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転載:原田和明「水俣秘密工場」13-4

■シリーズの続編【「原田和明「水俣秘密工場」1-2」「3-4」「5-6」「7-8」「9-10」「11-2」】
■リンクなどは 原田さんではなく、ハラナによる追加。
■ちなみに、このシリーズ初回で原田さんがことわっているとおり、「水俣病は 1956年の公式発見から今年5月で 50年」をむかえる。


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世界の環境ホットニュース[GEN] 577号 05年04月07日
発行:別処珠樹【転載歓迎】意見・投稿 → ende23@msn.com     
            水俣秘密工場【第13回】             
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 水俣秘密工場                   原田 和明

第13回 航空燃料工場の致命的問題

 竜興工場の製造課長だった大島幹義は工場の問題点を次のように記しています。

 「アセトアルデヒドの製造技術は日本窒素 水俣工場で1930
 年に完成し、その後改善を重ねてきたものであり、担当技術
 者並びに熟練工員を移駐して建設と運転に当たらせたので
 1941年に第一号基を完成して運転を開始した時は直ちに計
 画値に達するという好成績を収めた。しかし、運転基数が漸
 次増加するに従って成績が低下し故障頻発、戦争末期には
 イソオクタン製造工程中で最も弱い工程になってしまった。
 最も確実と見透された工場が最後には最悪の成績になった
 ことは大きな教訓であった。」

 「まず第一に考えられることは日産150トンの生産計画に対
 して日産10トン設備16基もおいたことだろう。日産 20-40トン
 規模の工場ならば一基能力10トンが適当である。また多年
 の年期を入れた工員のみで構成されていた水俣工場ならば
 可能であったかもしれない。アセトアルデヒド工場の運転は
 かなりの熟練を必要とした。」
(大島幹義「プロセス工学」1959年 化学工業社)
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祝日の意味再考4:みどりの日

■昨年、「祝日の意味再考」「祝日の意味再考2:文化の日」「建国神話の政治的意味=祝日の意味再考3」という文章をかいたことをおもいだしたので、「その4」を。


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Wikipedia みどりの日
みどりの日みどりのひ)は国民の祝日の一つで、4月29日。国民の祝日に関する法律(祝日法)では「自然にしたしむとともにその恩恵に感謝し、豊かな心をはぐくむ」ことを趣旨としている。ゴールデンウィークを構成する日の一つである。

昭和天皇の誕生日であったので、1948年公布・施行の祝日法によって「天皇誕生日」として制定された。昭和天皇の1989年の死去後、昭和天皇が自然を愛したことに因んで「みどりの日」とした。

この時期はちょうど新緑の季節に当たり、祝日の趣旨にぴったりである。これを期にもう一度環境問題や自然愛護・地域の緑化について考えてほしい、という願いも込められている。

4月29日を「昭和の日」、5月4日を「みどりの日」とする改正祝日法が2005年5月13日に参院本会議にて可決され、2007年より実施されることが決まった。
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学歴エリートたちのトンチンカンな学歴論

■つぎの一節は、先日の本田由紀氏の日記からの再引。■筆者たちは、日本の社会階層分析の第一人者とされているひとびとだが、非常に奇妙な議論を展開している。

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以下は、原純輔・盛山和夫「なくならない学歴社会」『社会階層 豊かさのなかの不平等』(東京大学出版会、1999年)からの引用である。
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 …学歴はその入り口においては完全に平等であるにもかかわらず、結果としては明白に階層的な一種の「身分」として機能する。それは、必ずしも高収入や高地位を保証するものではないけれども、名誉と価値が付随している。学歴に対する不公平感が強いのはおそらくそのためである。つまり、平等性と身分制とが両義的に結合しているのが学歴というものの特質なのである。

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転載:治安維持法の教訓と共謀罪

■インターネット新聞『JANJAN』から、共謀罪関連の記事を転載。■反対する市民団体の集会の概要を紹介したものだが、なかなか論点がうきぼりになっていて、便利。■リンクは、末尾のもの以外、ハラナが、かってにつけた。

治安維持法の教訓と共謀罪
2006/04/28

 「治安維持法公布から81年、いま共謀罪を問う市民の集い」と題した集会が4月25日夜、東京都文京区民センターで開催されました。「共謀罪MOVIE(ムービー)『共謀罪、その後』第一話」ビデオの上映後、社民党の保坂展人衆院議員と党首の福島みずほ参院議員が、現在衆議院法務委員会で審議されている共謀罪について状況を報告したあと、一橋大学教授の渡辺治さんと弁護士の山下幸夫さんの講演がありました。
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