■まだ、てもとに とどいていないので、ホントは 論評を さけるべきだろうが、必要な修正が あれば 後日ということで、明石書店の「世界の教科書シリーズ」の中国、韓国版への反応の一部を、さぐってみよう。
 
――――――――――――
入門 中国の歴史―中国中学校歴史教科書』 (明石書店,世界の教科書シリーズ)
小島 晋治 (翻訳), 大里 浩秋 (翻訳), 小松原 伴子 (翻訳), 並木 頼寿 (翻訳), 川上 哲正 (翻訳), 杉山 文彦 (翻訳)
-----------------------
カスタマーレビュー
おすすめ度:
あなたのレビューがサイトに載ります。

32 人中、30人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。

歴史ではなくプロパガンダ, 2004/08/30
レビュアー: czr05074 (プロフィールを見る)   福岡県 Japan
アジアカップの反日騒ぎで、一躍クローズアップされた反日教育であるが、この教科書を手にとって驚いた。これでは、日本での中国人犯罪が増えるわけである。残忍な日本人を殺すのは正義であるという考えが、これらの教科書で学んだ中国人の頭に植え付けられているのではないか。

中身については、まず近現代のウェイトが異常に高いことが上げられる。その内容であるが、腐敗した清朝、列強の侵略、残忍な日本人、日本を打ち破ったすばらしい共産党という、漫画チックな共産党プロパガンダである。これで日本を好きになるはずがないし、過剰な被害者意識を植え付けるもので、やられたらやり返せと、国民が凶暴になること請け合いである。その矛先が、大躍進運動、文化大革命などの共産党の失政に向かわないことを祈るばかりである。
ちなみに韓国の場合、反日教育が韓国創立者グループの親日的な過去の攻撃に行き着き、現在も追求が行われるとともに、世論が(抗日の英雄が建国した)北朝鮮支持に傾いている異常な状態になってしまっている。
――――――――――――
■中学生むけ教科書をまだよまないでいうのもなんだが、「これでは、日本での中国人犯罪が増えるわけである」っていう、きめつけは、どうやって みちびかれるの(笑)? ■ハラナが しるかぎり、来日外国人で、はじめら犯罪目的で きているのは、スリや強盗で 意識的に潜入してきた一部だけ。基本は、まじめに でかせぎしたいが、売春をふくめて、最底辺の労働市場しか 日本人が用意する気がないので、しかたがなく 我慢している、ってところだろう。■薬物売買なども、それしかなくなって、おいこまれたすえの「シノギ」であって、そのヘンは、ヤクザ屋さんと、基本的におなじだろう。「強盗するしかない」というところまで、日本社会が おいこんでいるとしたら、その問題こそ 根治すべき課題であって、外国人犯罪をとりしまる、なんてことは、単なる対症療法にすぎないだろう。■そして、万一「残忍な日本人を殺すのは正義であるという考えが、これらの教科書で学んだ中国人の頭に植え付けられている」としてもだよ、そういった正当化を強盗殺人犯にさせた日本社会は、戦時中とはちがった、みえない「銃口」を 留学生/就学生たちに つきつけている ってことじゃないか? ■もし、それが、強盗殺人犯にまでおいこまれた中国人就学生のひとりにでも、みられたなら、それは、戦前・戦後の連続性、帝国主義的な日本人、ってことの証拠になるかもよ。


――――――――――――
入門韓国の歴史―国定韓国中学校国史教科書』(明石書店,世界の教科書シリーズ (4))
石渡 延男 (翻訳), 三橋 広夫 (翻訳)
-----------------------
カスタマーレビュー
おすすめ度:
あなたのレビューがサイトに載ります。

223 人中、170人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。

韓国人の異常なまでの歴史観の根源, 2002/10/17
レビュアー: tafkap (プロフィールを見る)   TOKYO, Nippon
 まず、本書を発行した明石書店に敬意を表したい。
 彼らが本来意図していたことは置いておくとして、韓国人が持っている異様ともいえる歴史観の根源となったものを、日本語で読める意義は大きい。
 もっとも、内容は以下のように(作者側が意図しない部分で笑えてしまうという本来の意味での)トンデモ本なのだが。

 この恐るべき教科書にはさまざまな記述が見受けられる。
 日本にさまざまな文化を与えてあげた(本当にそう書いてある!)と書いており、さらにはそれが捏造(法隆寺の金堂壁画の作者は断じて曇徴ではない)であるなど呆れるしかない。

 さらに江戸時代の朝鮮通信使が文化を伝える使者になっていたり、3・1独立運動を「インド、中東での帝国主義民族運動の先駆的な運動で!あった」とするなど事実無根な記述まで存在する。本当に独立を勝ち取った民族に失礼千万な話だ。

 この教科書で学んだ韓国人が、どのような歴史観を持ちうるか容易に想像が可能であり、ここから日韓ワールドカップや釜山におけるアジア大会での傍若無人な外国人への態度が生まれていることが理解できる。

 そういう意味において、多くの日本人に本書を読んでもらいたい。そして、韓国に対して(半ば哀れみの心で)大人の態度で接してもらえるようになればと考える次第である。
――――――――――――
■「日本にさまざまな文化を与えてあげた」って、教科書記述。ハラナは、ナショナリスティックで、すきではないが、現状の国民国家と古代国家とを直結させるなら、まちがってないでしょ? どこが「恐るべき教科書」「捏造」「呆れるしかない」なのか、ハラナには、さっぱり わからない。■だって、当時の日本列島の支配層の大半は、土着の(ま、これだって、半島か大陸から、ひとあしさきに、ながれついた連中にすぎないけど。笑)豪族なんかじゃなくて、半島・大陸からの亡命貴族の集団でしょ? ■日本列島固有の、めぼしい文明的発明とか文化財とか、さがすのは、ほとんど不可能だし、それが、いまも のこっている、しかも、後年も大陸などから「起源」にあたる遺跡なんぞが みつからない、といったケースは 奇跡にちかいと、おもうけどな(笑)。

――――――――――――
263 人中、210人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。

誤った歴史教育が外交にもたらす悪影響の実例としての韓国教科書, 2001/10/21
レビュアー: 小牧勇次郎 (プロフィールを見る)   東京都文京区
読売新聞も社説で触れていたが、この教科書はモンゴル人と高麗人の連合軍(副司令官は高麗人)による日本侵略である元寇を「日本征伐」と記述している。元寇では対馬壱岐の住民の全員虐殺という恐るべき犯罪も行われているにも関わらず、侵略の被害にあった日本住民についての記述は一切ない。このような教科書を制定する国家に日本の歴史教科書(対外侵略を征伐と記述するような不適切な出版社は皆無)を批判する資格はない、という読売の主張は全く正しい。

しかし、この教科書の最大の問題点は別にある。それは、対中関係である。

日本が建国以後中国の文化的影響は受けるものの政治的には自立していたのとは対照的に、韓国は建国から日清戦争までの間中国又の強い政治的影響下(事実上の属国)にあった。いわゆる冊封体制である。しかし、この教科書では韓国は歴史的に見て中国と対等の独立した国家であったという姿勢が貫かれている。このような現実離れした夜郎自大的歴史観が韓国の国家公認となり学生達に刷り込まれ続けているとすれば、それが現在の韓国の外交に及ぼす悪影響は計り知れない。今年に入ってからの韓国外交迷走はその現れであろう。

韓国は、ロシアのプーチン大統領の訪韓当時、米国が推進するNMD体制に反するABM制限条約の維持・強化が必要だというロシアの主張に同意するという過誤を犯した。また,北方領土でのサンマ漁を日本政府の抗議を無視して韓国が強行したことは多くの日本人を激怒させ、結局韓国は日露両国海域でサンマ漁から締め出されることになった。現在の韓国には大国の対立問題への関与を避け、大国の方針に合わせて国家を運営するという賢明な外交方針こそ望ましい。しかし、誤った歴史教育が改善されない以上、今後も韓国は愚かな外交を続けるに違いない。

誤った歴史教育がもたらす悪影響について現在進行形で学ぶのに韓国ほど最適な題材はない。この本は外交・歴史教育に関心を持つ人間に必読の書である。
――――――――――――
■「日本が建国以後中国の文化的影響は受けるものの政治的には自立していたのとは対照的に、韓国は建国から日清戦争までの間中国又の強い政治的影響下(事実上の属国)にあった。いわゆる冊封体制である」っていうけど、ホントかよ(笑)?
■「建国以後」って、いつのこと? ■それとさ、「冊封体制」ってのは、あくまで中華帝国がきめているのであって、周辺諸国が かってに「自立」とか できない制度だって、本質が、このレビュアーさん、全然わかってない(笑)。あちらは、こちらが かってに「断交」したつもりでも、「そういえば、東の辺境の、小国がはるばる船で使節をおくってきたが、やっぱり野蛮な地域らしくて、最近こなくなっちゃったね」で、おしまいなんだよ(笑)。■だから、モンゴル民族による元軍襲来っていうのは、歴代の漢民族的伝統から はずれた、少々野蛮な所業なんだな。基本は、「くるものは、こばまず(大層なみやげをとらせてやって、お大尽ぶりを誇示する)、さるものは、おわず」なんだから、冊封に応じよ」っていう使節派遣自体が異例ってことだ。■ちなみに、辺境の東国が、放置されていたのは、単に、太平洋にうかぶ小列島だからだ(笑)。■勉強してね。東アジア史。

■ちなみに、朝鮮半島の歴代王朝は、歴代中華帝国に愛憎なかばなんだよ。■でもって、これは女性の男性への屈服と心理機制は、にているかもしれないけど、中華帝国が温厚な態度というか、漢民族の基本線でとどまるときは、儒教倫理の総本家として、うやまうんだよ。「こんな大国にかなわないのは、当然だ」ってね(女性のみなさん、ごめんなさい。笑)。でも、モンゴルの元帝国みたいに、マッチョで攻撃的だと、「最低!」とか、ホンネではおもっているわけ。で、実際、元寇の直前には、朝鮮は一度抵抗するんだけど、蹂躙されてしまうんだよね。それで、しぶしぶ、連合軍として参戦したわけ。
■だから、日本の植民地支配から解放された朝鮮半島の「漢字ばなれ」は、まずは対中ナショナリズムとして理解すべきだとおもう。■もちろん、帝国日本がおしつけた日本語文化からの自立・解放のためには、日帝の「国語教育」推進の最大の武器だった漢字をたたきださないと ダメっていう判断も、あっただろうけど。■ちなみに、中国と国境を接する朝鮮は、エリート以外には漢字をあてがわなかったけど、これは労働者・農民のための朝鮮労働党というマルクス主義的な文化政策だけでなく、隣国ゆえの意識があったはず。■逆に、朝鮮を緩衝地帯とできてしまた韓国が、実質的に漢字ばなれをひきおこしているのに、漢字への未練がたちきれていなさそうなのは、朝鮮とちがって、伝統的知識層の徹底的解体はされなかったことと、中国の圧迫感を日常的にはもたずにすむ点があいまっているとお、ハラナは推測している。■それにしても、この手の出版物には、攻撃的なレビューがおおい。その大半が、非常に不勉強であるという自覚にかけているという構造もにている。■しかも、レビューの読者の大半が、はじめから強烈な偏見と反感をたずさえて、感情的に攻撃をくわえたくて、さがしにやってきているらしい。だから、「このレビューが参考になった」の率も異様にたかい(笑)。■ひとは、自分の世界観を柔軟にひろげるためにではなく、むしろ、一層「いこじ」に こりかたまろうと無意識に判断しながら、情報収集・処理をくりかえしていくからね。■日本列島には、そういった「草の根ファシスト」がマグマとして潜在しているだろう。自称リベラルの偽善性・不徹底性も問題だけど、こういったたぐいの「無自覚な右派」が、政局をかえなければいいけどねぇ。