■ホントは、「思潮/主張/自重」の分類だとおもうんだが、「「ムダ」とはなにか?」シリーズの一環だとおもうんで、一応ここに分類(笑)。

■「この文章自体、よむのは時間・精力のムダだ!」とか、いきまく御仁がでるとこまるので、結論からいくと、「無意味な読書というのは、読者の無能さの証明」だとおもう。■誤解をうけないように、ことわっておくと、「読者の無能」っていうのは、?書名・目次・はしがき・あとがきをざっとよんでも まだ、自分のその時点での興味関心・能力とあっていないって、きづかなかったってことだから、というのと、?どんなダメなできの本でも、データぐらいは やくだつ点があるはずなのに、読者がそれを発見できないから、という両方の理由でだ。
■これらについては、おおまかなことを「読書に関する7のテーゼ」という文章でかいたことがある。
【6】無価値な本など、まず ない。要は、読者の器量とユトリ
  ブランド先生の「末期」の対談本/口述筆記本のように、「既知情報のみ=新規情報0」という、ダメ本や、いわゆるトンデモ本は、それこそ「産業廃棄物」として、ゴミのヤマを なしている(笑)。■「年間数百時間をうかしたい」といった、時間におわれる御仁などにとっては、そういった「カス本」を ひかされるのは、いかりを とおりこして、「人生をかえしてくれ」という 失望が わきあがるのは、よく理解できる。■しかし、「他山の いし」「反面教師」と達観できる境地にたてれば〔だが(笑)〕無価値な本は、現世から消滅する。どんな ダメ本であれ、というか、ダメ本だからこそ、ありがたい 「教科書」たりえるのだ。■?ブランドばりばりの有名人先生でも、無残な表現物をさらけだすという醜態を演じることがあり、しかも それを はじとしていないこと、関係者が「GOサイン」をだしてしまったこと、大量のゴミが 市中にでまわるなど、想像力次第で、さまざまな 教訓がえられる。■?スキのない、完璧な本をかくということが、どれほど マレであり、逆にいえば、それに ほどちかい著作が、どんな才能と努力でなりたっているか、「ありがたみ」が痛感できる。■?何度か「いたい授業料」を しはらううちに、「波長のあわない部類」「破綻の予兆」「ムリ/ムダ/ムラ」などの みたてが できるようになる。■?「ダメ本は、いかにして ダメか?」という観点、つまり、大新聞の「ヨイショ書評」とは無縁な 本来の書評という次元で、論評にあたいしない本は、マレである。「いかにして ダメか?」という観点から 冷静に批評する姿勢は、かならず 「発見」「創造」がある。■とりわけ、「日曜作家」や「ブロガー」として、書評的な 文章をかくとか、本を素材に情報発信する層にとっては、あらゆる本が ネタ化する。■?武術の達人が、あいての「でかた」に あわせたかたちで、ついには ひきこんでしまうように、「読後感」は、読者の器量のバロメーターである〔と、おだやかに ほほえむことができる ニンゲンに、わたしは なりたい(笑)〕。


■要はね、「この本アカン!」って、なじるのは、敗北宣言なんだよね。■で、かりに、最初のヨミをハズされて、「やられた!」って敗北感にうちひしがれても、それでブーたれているとしたら、それこそ時間・精力のムダ、ってもんでしょ?■「ころんでも ただではおきない(受領は倒るるところに土をつかめ)」であって、ながい時間と大量の心身エネルギーを投入して操作ミスでけしてしまったウェブログ原稿みたいに(笑)、読書時間っていう貴重な時間
〔なかには、ヒマつぶしのひとも、おおいみたいだが〕が、虚空にきえさるなんて、それこそ、おちこまないか?
■アマゾンのレビューとかで、何の具体的根拠もあげずに、カスよばわりしている人物がおおぜいいるけど、そんなかきこみしているほどヒマなら、おこらなきゃいいのに(笑)。■「何の具体的根拠もあげずに、カスよばわり」するってことは、単に、筆者と出版社と愛読者へのイヤがらせ、って機能しかもたないが
〔いや、それこそ、かきての主目的なんだろうが(笑)〕、それは、「無能の証明」ってこともであるんだね。■これって、ホントは魅了されている異性/同性に てがとどかないんで、くやしまぎれに あしざまにいう、「すっぱいブドウ」と、かなりちかい(笑)。■「価値がわからなかった」「無意味/不適切だったことを、だいぶさきまで、きづかなかった」とかいった、挫折感をまぎらわせるために、無価値だっておもいこもうとする。■やるにことかいて(かなりヒマだから)、「筆者と出版社と愛読者にイヤがらせしてやれ」と、下劣な品性をまるだしにする行為は、実に非生産的。■本人は否定するだろうけど、あしざまにグチをかきこむといったヒマがあったら、気分をきりかえて、ほかのことに集中したほうが絶対いい。万人にとってね。■それが、おそらくわかっているだろうに(わかってないかもしれないが。笑)、やってしまうっていうのは、神経症的な次元で、かわいそうな人物だ。■みんな、理解してあげよう。

■もちろん、ムチャクチャいそがしいときには、アマゾン・レビューあたりで、とりあえず、他人の「めきき」をかりてしまうっていうのは、しかたがない。■しかし、それを悪用して、営業妨害しようっていうのは、はずかしく、なさけない。

■でもって、ともかく、事前に「さぐり」をいれて、「いけるかな」とおもったら、ダマされたつもりで、目次と冒頭部分をざっとよむ。それで、「ハズレ」とおもったら、とりあえず「ツン読」にするってことだよね。■その自制心っていうか、「ハズレ」へのくやしさを、ほかにぶつけるのは、おとなげない。
■ちなみに、なかには、公共の空間に「カス本だ」って発信することが、おなじ「犠牲者」をださないための公徳心・義侠心なんだ、って誤解している層がありそうだ。■そりゃ、おせっかいだよね。自分にあわないってことと、ほかのひとにあわないってのは、一致しない。かりに一致するとしたら、「ベストセラーしかよまない層同士の判定会」だよね。■もちろん、「同業者」同士の意見交換とか、大学院とかで先生・先輩が教育的配慮から「選書」作業をしてくださるとか、そういうのは、ありだとおもう。■けど、みずしらずの読者層にむかって、「これはカス」とか具体的根拠もあげずに、きめつけるとか、なにさまのつもり(笑)?

■謙虚な御仁ってのは、ご自分でよみながらも、誤読がないかどうか、ウェブ上を確認してみるなんてことまでやるわけ。■匿名でムダなかきこみなんぞしているヒマがあるなら、「ツメのアカ」煎じてのんだ方がいいとおもうぞ(笑)。■ま、ダメだろうけど。時間のムダづかいしかできない層なわけだし。


【シリーズ項目】
「ムダ」とは なにか? 1」「」「」「」「」「「たかがスポーツ」のはずが:「ムダ」とは なにか? 6」「差別論ノート17:「ムダ」とは なにか?7」「補強版Wikipedia:美容外科=:「ムダ」とは なにか?8