■『朝日』経由の時事通信 配信の記事を転載。

子供使った車爆弾テロ
米軍、新戦術と警戒 イラク
2007年03月21日15時11分(asahi.com)
 米軍の掃討作戦が続くイラクの首都バグダッドで最近、車に子供を乗せて米兵を油断させ、子供もろとも爆破する車爆弾テロが報告され、米軍は武装勢力の新たな戦術とみて警戒している。

 米統合参謀本部のバーベロ地域作戦担当課長が20日、記者団に明らかにした。それによると、先ごろ、車が検問所に近づいてきたため、警備の米軍兵士が停止を命じたが、複数の大人に加えて子供2人が後部座席に乗っていたため、米兵は油断して検問所の通過を許可した。すると、車内から大人だけが逃げ出し、その直後、車は子供を乗せたまま爆発したという。

 同課長は「子供をおとりにしたテロ攻撃は初めてであり、敵はこれほど残忍な手口に訴えている」と述べた。(時事)

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■コドモをつかって油断させて、あいてをうつ。狂気としかいいようのない戦術だ。もし「車内から大人だけが逃げ出し、その直後、車は子供を乗せたまま爆発したという」のが、ホントならね。■しかし、そこまでの狂気においこんだ当事者は 一体だれなのか、自覚はあるんだろうかね? バーベロ地域作戦担当課長殿。
■あなたがたは、誤爆とかいって、どうみても非武装の市民の平和なうたげを爆撃するなどして、無抵抗のオンナ/コドモ/老人を無差別に大量殺傷してきたよね。■そういったことへの多少とも自省の念があるのなら、くちがまがったって「敵はこれほど残忍な手口に訴えている」なんて、非難めいた表現は、でようがないとおもうんだが…。ちがうかね?

■それと、アメリカの報道は「海鳥が重油まみれになっている映像をたびたびテレビで配信し、世論の同情を買おうとした。…しかし、この「海鳥が重油まみれになっている映像」は湾岸戦争で録られたものではなく、オイルタンカー事故のものであることが判明している」など、9・11テロ同様、全然信用がならない。■というか「誤射ビデオ、米軍法務団体が公表承認 米国防総省(CNN)」でもわかるとおり、米軍とは、味方であろうと全然信用できないような組織だし、不祥事がおきても、まったく ヤミにほうむろうとする連中だ。■「車内から大人だけが逃げ出し、その直後、車は子供を乗せたまま爆発したという」のが、ホントかどうかも、一応うたがっておく必要があるだろう。■連中のハナシをまにうけて、まともな結末になったためしがない。

■いまさらといった感じもあるが、一応「「イラク政策、犯罪的」 共和党のスミス上院議員(朝日)」にもあるとおり、民主党はもちろん、共和党のまともな層も、さすがに「あやまち」「だまし」を正直にみとめるようになった。■あやまちを依然みとめていないのは、政府と米軍と、それに日本政府だわな。■そこに ツッコミをイロイロいれるのはいいんだが、こういった、アメリカがわの「大本営発表」までも、客観報道とやらで、無批判にながす時事通信と、それをまた中継する『朝日』って媒体の批判精神は、どうなっているんだろう。