■だいぶまえの記事だが、「ネットカフェ」が治安関係者による監視対象として位置づけられていることが象徴的にわかる記事。

悪質店一掃、
大阪府警がネットカフェ250店立ち入りへ

2007年5月21日(月)14:42

 少年らがインターネットカフェに寝泊まりしながら犯罪に走るなどのケースが後を絶たないため、大阪府警は府内の全ネットカフェ約250店に対し、今週中にも、府青少年健全育成条例に基づく強制的な立ち入り調査を初めて実施することを決めた。

 ネットカフェへの大規模な一斉立ち入りは全国でも異例。府警は、非行の温床になりがちな実態を把握し、深夜に少年を入店させる経営者の逮捕も辞さない姿勢で、悪質店の一掃を図る。

 同条例では、ネットカフェの入場時間について、カラオケ店やゲームセンターなどと同様、16歳未満は午後7時まで、18歳未満は同10時までに制限、違反した経営者に30万円以下の罰金を科すと定めている。

■いや、そりゃさ、深夜に自宅におらず、ネットカフェですごすとなれば、おだやかな少年時代をすごしては いなさそうだよね。家庭環境とかも、そりゃ複雑だろうよ。
■しかし「青少年保護育成条例」をしきっているオトナたち自身が、あやしげな策動や不正にことかかず、エラそうに「保護」だの「育成」だのと、いえた義理でないことも事実。■安倍政権をはじめとする保守系議員の陸続としたスキャンダルや、中央・地方の行政担当者の不祥事のかずかず…。企業の、やむことのない不正・不祥事。■「美しい国へ」とスローガンをうつ政治家自身が、スキャンダルまみれという、わらえない状況で、投票権や自立的な経済力をもてない未成年に、タガをハメようというのは、ちょっとね…。
■犯罪の温床っていうんなら、まずは、政官財各界の「密室」を透明化するのが、さきだろう。そこには「巨悪」がゴロゴロひそんでいるはず。

■すくなくとも、家庭内暴力からにげるとか、夫婦仲が最悪でとても家にいられたもんじゃない、って少年少女がとりあえず避難する空間としては、わるくないとおもうのに。


■不特定多数の人物がつかうだけに、犯罪利用があっても 特定がむずかしいっていうのはわかるにしても、そのおおくが未成年だって証拠はどこにあるのだろう。■補導されたり、逮捕された少年たちが、悪用しているって白状したのか? だったら、どういった質の犯行をどういった形態でやったのか、概略はながそうぜ…。それがながされないままでは、犯罪の温床といわれても、そのままうのみにではできない。
■それと、「30万円以下の罰金」とかいった罰則は、あまり機能しないだろう。酒屋みたいに身分証明書でも提示させるのか? それこそ、「青少年保護育成条例」とおなじく、「あいての子が18歳未満だなんて、しらなかった」とか、そういった構図とおなじことがおきるはずだ。身分証明書や免許証をもっていない層がはいれないとかいったら、うりあげにひびきそうだしね。