コメント一覧 (5)

1. • 5. タカマサ
   • 2007年09月23日 08:49
   • ■人権侵害をふくめた、おすすめしかねる稼業を一手にひきうけているのが、ウラ稼業団体だとすると、それを「必要」としている、オモテの集団もいますね。■そのヘンの構造に直面しないですむ紳士・淑女は、ウラ稼業一掃キャンペーンというわかりやすいはなしにすぐのりますが、産廃問題同様、それは、自分たちの消費構造をふりかえらない、無自覚な偽善。■麻薬売買の代金も、しっかりマネーロンダリングされて、日本経済を「地下」からささえているし。
     ■ともかく、これら薬物中毒を前提にした市場は、売買春同様、中長期的になくす方向で努力をおこたるべきものではありませんけど、それを存続させてきたオモテ社会のヤミこそ最初に追及されるべきで、それらヤミ経済にしか突破口をみいだせない経済的弱者をイジメただけで、なにか正義を実践しているかのような誤解から卒業する必要がありますね。■弱者救済というなら、それらウラ経済の被害者をすくうことが、当面できる偽善的ではない行動でしょう。「オレの商売ネタをとるのか？」って、そちらのスジのかたたちから、いのちをねらわれることを覚悟でやらなきゃいけないっていう、オマケつきですけど。■そういえば「夜回り先生」も命がけでした。■「無自覚に偽善的な正論をかたるかたたちが『戦争の必要性』をとく層と同様、そういった最前線にいく必要性をかかえていない層である」という社会学的現実は、実に重要ですね。
     
2. • 4. ゴンベイ
   • 2007年09月23日 01:35
   • カルザイ（アフガン大統領）の論法 - オバハンからの気まぐれブログ
     ケシから生アヘンを採る作業は過酷だが、それに支払われる日当が都会での日雇い労働の２?３倍になり、また乾燥した土地で水もなくして植えられる代替作物もない中、カルザイは何を植えろというのか。
     政府に入る復興支援金で小規模カレーズを何１０万個も作り、代替作物が栽培出来るようになれば、農民たちのアタマも切り替わるかも。
     復興支援金を地方（タリバーンの支配地が多い）にも落とすようにカルザイ自身も努力すべきだわ。
     カナート - Wikipedia：乾燥地域に見られる地下用水路のこと。アフガニスタンではカレーズという。
     中村哲医師らによるペシャワール会は河川水の直接利用、明渠の建設にも力を入れているようです。
     
3. • 3. タカマサ
   • 2007年09月22日 16:41
   • ■続々、興味ぶかい情報提供ありがとうございます。
     ■アフガニスタンといえば、淡々と（っていうか、日本ではどハデな運動展開してますが）医療・井戸掘り支援に徹している中村哲医師らによるペシャワール会が有名ですが、会報とかでも、ケシ栽培とかについては、ふれていないような…。
     ■それはともかく、アメリカは中南米でアヘン栽培をしている勢力を徹底的に批判しますよね。キューバへの経済制裁とか、むかしから、つごうのわるい勢力に対しては散々介入するのが「伝統」でしたが、核拡散防止の国際的とりくみでも、恣意的に自派に対してはユルく、敵対勢力には、イラクのように疑惑をデッチあげてでも徹底的にたたくという、乱暴ぶり。■コカイン問題も国内治安問題・福祉問題というより、内政干渉のネタっぽい。
     ■アフガニスタンでの あやしげな行動も、そういった、いつもの「アメリカ」なのでは？
     
4. • 2. ゴンベイ
   • 2007年09月22日 16:23
   • パキスタン在住30年、当地でNPO活動を続けていらっしゃるオバハンが国連薬物犯罪事務所の発表に疑問を投げかけられています。
     国連発表の不整合 - オバハンからの気まぐれブログ
     
5. • 1. ゴンベイ
   • 2007年09月21日 00:22
   • UNODC - United Nations Office on Drugs and Crimeはケシ栽培がタリバンの武器弾薬の購入資金になっているのではないかと指摘しているが、ISAFとOEFコアリション軍はケシ畑をなぎ払ってタリベンの糧道を断つよりも一般市民を巻き添えにした人殺しに血道をあげている。
     アフガニスタンでのアヘン生産が飛躍的に増加したため、ヘロイン価格は低下しているようだが、日本は安くなったヘロインを国内で大量に普及させたいのであろうか。
     低気温のエクスタシーｂｙはなゆー:
     ＮＡＴＯとＩＳＡＦがびっくり声明「アフガンのケシ栽培根絶には協力しない」
     米英軍がアフガンの農民にケシ栽培用のケシの実を配布との証言！