■原発をかかえる電力会社が正直に報告したためしがないので、これも かなり すくなめに発表している可能性がたかいが、とりあえず各紙で報じられた損傷の件。■『新潟日報』から。
柏崎刈羽原発タービンが摩耗
東京電力は20日、中越沖地震で被災し、点検中の柏崎刈羽原発4号機の低圧タービンで、金属製の羽根(最大直径4・5メートル)に削れた跡が12カ所見つかったと発表した。4号機は地震当時運転中で、タービンが高速回転する中で揺れにより隣り合う羽根同士が接触したとみられるという。
低圧タービンには、1秒間に25回転して電気を起こす動翼と、動かずに蒸気の流れを整える静翼の2種類の羽根が18枚ずつ交互に配置されている。動翼は軸に、静翼はタービンの覆いにそれぞれ固定されている。
削れた跡が見つかったのはこのうち中心部の8枚。動翼先端部の約4ミリの突起が削り取られていたほか、静翼側にも最大約2ミリの摩耗が確認された。羽根同士は通常4―7ミリのすき間があるが、地震の揺れで接触したとみられる。今後、部品の交換を行い、外側の28枚や高圧タービンも点検する。
同原発では、地震当時停止中だった1、5、6号機と、運転中だった7号機のタービンですり傷や接触痕が見つかっているが、削り跡が見つかったのは初めて。
新潟日報2007年11月20日
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■うーんと、やっぱり この件を「磨耗」ってコピーつけるのは、さすがにまずかろう。■なにか、圧力でもかかっているのか?
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柏崎刈羽原発タービンが摩耗
東京電力は20日、中越沖地震で被災し、点検中の柏崎刈羽原発4号機の低圧タービンで、金属製の羽根(最大直径4・5メートル)に削れた跡が12カ所見つかったと発表した。4号機は地震当時運転中で、タービンが高速回転する中で揺れにより隣り合う羽根同士が接触したとみられるという。
低圧タービンには、1秒間に25回転して電気を起こす動翼と、動かずに蒸気の流れを整える静翼の2種類の羽根が18枚ずつ交互に配置されている。動翼は軸に、静翼はタービンの覆いにそれぞれ固定されている。
削れた跡が見つかったのはこのうち中心部の8枚。動翼先端部の約4ミリの突起が削り取られていたほか、静翼側にも最大約2ミリの摩耗が確認された。羽根同士は通常4―7ミリのすき間があるが、地震の揺れで接触したとみられる。今後、部品の交換を行い、外側の28枚や高圧タービンも点検する。
同原発では、地震当時停止中だった1、5、6号機と、運転中だった7号機のタービンですり傷や接触痕が見つかっているが、削り跡が見つかったのは初めて。
新潟日報2007年11月20日
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新たに羽根24枚に損傷確認 柏崎刈羽原発のタービン
2007年11月22日 20時53分
東京電力は22日、新潟県中越沖地震で被災した柏崎刈羽原発(同県柏崎市・刈羽村)4号機の発電用低圧タービンの羽根24枚で、新たに傷や接触痕が見つかったと発表した。
うち2枚は羽根の最も外側の金属部分が全周にわたり約3ミリ削れ、ほかの22枚にも削れたり、ぶつかったりした跡が残っていた。東電は、高速回転していた羽根が地震の揺れにより互いに接触したと考えられるとしている。
同じタービンでは19日にも羽根8枚にぶつかった跡が発見され、うち4枚は同じく最外周の金属部分が削られていた。今回の損傷確認で、同タービンの36枚の羽根のほとんどに地震の影響があったことになる。
(共同)
■重要なのは、これが東電の発表でしかなくて、全然信用ならないことだ。もっと深刻な損傷なのに、ちいさくみせようとして、この程度かもしれない。■なにしろ、専門家による第三者機関の調査とやらによって、報告されたものなど、ごくわずかしかないんだから、信用できっこなかろう。
■被害を「こだし」にすることで、視聴者の混乱や感覚マヒをひきだそうとしているとか、だんだんと、おおきな事実をあきらかにすることで、感覚マヒの地ならしをはかっているとか、いろいろ意図がうたがわれるわな。