■インターネット新聞『JANJAN』からの転載。■各国の人権状況を監視報告しているNPO、IPSの最新の翻訳記事。■お題の本質は、アメリカ帝国主義ってとこか(笑)。
「グアンタナモ収容所からの大量釈放によって明らかになる多くの過ち」 (2006/05/31 )
【ニューヨークIPS=ウィリアム・フィッシャー、5月2日】
今回はニューヨークIPSのウィリアム・フィッシャーより、グアンタナモ収容所をめぐる人権侵害について報告したIPS記事を紹介します。(IPS Japan浅霧勝浩)
ペンタゴンは、グアンタナモにいまだに収監されている人びとの約3分の1にあたる141名の囚人をまもなく釈放すると発表した。しかし、ペンタゴンは同時に、収容所の存在そのものやそこで取調官が囚人を選別する方法に関して、頑としてその正当性を主張し続けている。ラムズフェルド国防長官は2005年6月にグアンタナモ収容所の収容者について「あそこにいる人びとのことでいえば、彼らはみな戦場で捕まえられてきた連中ばかりだ。彼らはテロリストであり、訓練役であり、爆弾を作っている連中であり、[新しいテロリストを]リクルートしている連中であり、資金集め役であり、[オサマ・ビン・ラディンの]ボディーガードであり、将来の自爆テロリストであり、そしておそらくは、9・11のハイジャック犯だ」と述べている。 続きを読む
「グアンタナモ収容所からの大量釈放によって明らかになる多くの過ち」 (2006/05/31 )
【ニューヨークIPS=ウィリアム・フィッシャー、5月2日】
今回はニューヨークIPSのウィリアム・フィッシャーより、グアンタナモ収容所をめぐる人権侵害について報告したIPS記事を紹介します。(IPS Japan浅霧勝浩)
ペンタゴンは、グアンタナモにいまだに収監されている人びとの約3分の1にあたる141名の囚人をまもなく釈放すると発表した。しかし、ペンタゴンは同時に、収容所の存在そのものやそこで取調官が囚人を選別する方法に関して、頑としてその正当性を主張し続けている。ラムズフェルド国防長官は2005年6月にグアンタナモ収容所の収容者について「あそこにいる人びとのことでいえば、彼らはみな戦場で捕まえられてきた連中ばかりだ。彼らはテロリストであり、訓練役であり、爆弾を作っている連中であり、[新しいテロリストを]リクルートしている連中であり、資金集め役であり、[オサマ・ビン・ラディンの]ボディーガードであり、将来の自爆テロリストであり、そしておそらくは、9・11のハイジャック犯だ」と述べている。 続きを読む