労働空間/労働市場

組織にしがみつく層としがみつく必要のない層

■もう 半年もまえの文章だが、重要だとおもうし、ふるくなりようがないので、このヘンで。■「組織にしがみつかなくても」(『風の旅人 編集便り ?放浪のすすめ?』)


 「企業にとって安くて使い勝手のいい働かせ方によって、若者をはじめとする貧困が拡大している」と主張する知識人や政治家が多いが、このような文脈のなかで使われる「企業」というのは、いったい誰なんだろうと、時々思う。

 彼らはターゲットをわかりやすくするために、経営者=企業とみなし、経営者を批判するしかし、私利私欲のために経営を行う一部の経営者を除き、企業全体のために様々な策を弄することが経営責任であると自覚している経営者が多い。その企業全体のなかに無数の社員が所属し、無数の家族の生活がある。すなわち、パートやアルバイトを、安くて使い勝手のいい働かせ方で雇用する意志は、そこに所属する無数の正社員と家族の潜在的願望であるとも言える。自分の給与を削ってパートやアルバイトの待遇を良くするように要求する正社員など皆無だろうから。
続きを読む

東京電力の所為で工場労働者が受けている虐待(反米嫌日戦線「狼」)

■記録的な、というか記録づくめの猛暑がさったら(朝夕だけだ、ってこえもあるかもしれないが)、政局もふくめて陸続と話題が提供されるために、電力不足騒動は、新潟県中越沖地震でふきだした問題群とともに、関心・記憶が急速にうすれつつあるように感じる最近。
■「死ぬのはやつらだ」氏による『反米嫌日戦線「狼」(アカにサヨおなら)』の先月の記事。



2007年08月22日
東京電力の所為で工場労働者が受けている虐待
地震による、柏崎刈羽原発停止によって東電は電力の安定供給確保におおわらわだ。

今朝のテレビは各局で、東電が、停止していた栃木県の塩原水力発電所を本日より稼動させた、と報道。
http://www.tepco.co.jp/cc/press/07082202-j.html
ところが、ほとんどの局がこの発電所の停止の理由を報道しなかった。おまけに一番の節電は「テレビを消すことです」って真実を封印したままだ。



東電・塩原発電所の水利使用許可を取り消しへ 国交省

電力会社による水力発電所のデータ改ざんなどの問題で、国土交通省は河川法に基づく処分として、長年、違法な超過取水を続けた東京電力塩原発電所(栃木県)の水利使用許可を取り消す方針を固めた。過去に例がない重い処分。このほか、ダム本体の無許可改修が発覚した東電の小武川第3発電所(山梨県)などに対し、是正措置を終えるまでの水利使用停止、関西電力の川合(奈良県)、栃生(滋賀県)の両発電所の最大許可取水量の減量などの処分を検討している。経済産業省や自治体との協議などを経て近く決定する。

塩原発電所は94年の運転開始前から、上部のダムの貯水が大量に地中に漏れる問題が発生。東電は年間100万立方メートルもの水を違法に河川から補充したうえ、その事実を隠すため、ダムの流入量と放流量を等しく改ざんするなどして国に報告、無許可で改修するなどしていた。


「asahi.com」 2007年04月16日
続きを読む

ネットカフェ難民(厚生労働省調査)

■厚生労働省が、ようやくネットカフェ難民実態調査にのりだした。■『朝日』の関連記事から。

「将来不安、3時間しか眠れず」 
ネットカフェ難民

2007年08月28日

 実態が把握しにくいネットカフェで、事実上ホームレス状態の新たな貧困層が確実に広がっていた。厚生労働省の「ネットカフェ難民」実態調査が示した深刻な結果に、専門家からは早急な対策を求める声が相次いだ。

 「将来が不安で、毎晩3時間ほどしか眠れなかった」。6月まで、東京・浅草や池袋のネットカフェで寝泊まりしていた男性(40)は振り返る。

 地元に仕事がなく、派遣社員として食品工場で働くため、今年4月に東北から妻(27)と2人で上京。だが工場では、深夜から早朝にかけての労働時間が、面接での約束より長いうえ休憩もなし。最初の3カ月は社会保険もなく、夫婦で会社の寮を飛び出した。残金1万3000円を手にネットカフェに泊まり、求人雑誌で仕事を探した。

 まもなく妻は旅館の住み込みの仕事が見つかったが、男性は複数の日雇い派遣会社に登録。書籍発送や引っ越し作業などを続けたが、腰を痛めて働けなくなり、8月から生活保護を受けている。
続きを読む

労働・成果の需給も、やはり「地産地消」が基本2

前回の補足記事。こちらは、かなり悲惨な労働最前線とはうってかわって、いわゆる「国際化」の「明」の部分。
■『朝日』の記事から。


外国人留学生、日本での就職急増 
06年、8272人
2007年08月18日20時18分


この10年間に就職した外国人留学生の数
img20070819.bmp 日本の大学や大学院で学ぶ外国人留学生が日本国内で就職するケースが急増している。法務省入国管理局のまとめでは、06年に就職するために在留資格を変更した留学生は8272人で、前年より約4割増えて過去最高を記録した。アジアからの留学生が96%を占める。中国など海外への展開を進める企業が即戦力を求めていることが背景にあるとみられ、増加傾向は今後も続きそうだ。
続きを読む

労働・成果の需給も、やはり「地産地消」が基本

■移民問題・亡命者問題などについては、一貫して「排外主義みぐるしいぞ」路線で、法務省などの姿勢を批判してきた。■同時に、「単純労働力やサービス労働担当者として、やすくこきつかってやる」式の「開国論」にも反対をくりかえしてきた。
■今回、当然でるよな。という議論がでてきたので、問題を喚起しておこう。

■まずは、トラックバックいただいた『多文化・多民族・多国籍社会で「人として」』の「韓国、先を行く。そして、酷暑の季節にぴったりの、ぞ?っとするお話。」から。

……
なんてことを考えているところで、

派遣労働者に広がる外国人労働者への恐怖感(反米嫌日戦線「狼」(アカにサヨおなら)、2007.8.15)

という悲鳴悲嘆荒れ狂うがごとき記事に出会いました。

う?、
外国人労働者の労働条件を日本人並みにしていかないと、いずれこんな声が出て来るだろうなと恐れていましたし
ネオナチのごとき自民・公明政権にとっては、まさにそういう状況こそが、つくりたくてつくりたくて仕方がないものなんだろうなあとも想像してたのですが、
実際にこのような文章を目にすると、やはりショックです。眠気が吹っ飛びそのまま朝へ……。ふぎゃ!
……
続きを読む
記事検索
最新コメント
最新トラックバック
プロフィール

haranatakamasa

タグクラウド
QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ