■先日の記事「「石原産業が産廃不法投棄 元取締役らを告発」?」へのトラックバック記事「再生土という名の廃棄物」の大半を転載。
……
愛知県瀬戸市は産廃銀座なのです。
市内にたくさんある粘土鉱山の埋め戻しにフェルシルトを代表とするニセ再生土が利用されています。
このニセ再生土は,本当に困ったものなのです。
再生土は有害な科学物質などで汚染された土を薬物処理や熱処理を通じて無害化した土であると考えられます。
こうした再生土は埋め戻しや造成用のリサイクル商品になります。
というのが建前なのですが,通常,数百円で再生土を購入すると,再生土販売業者から運搬費などの名目で10トントラック1台につき数万円が支給されます。
この差額分が建設業者の利益となるので,あちこちの工事で埋め戻しや造成に利用されています。
この再生土ですが,どうも品質に問題があるらしい,という事がわかってきた。
その中で一番大きな問題となったのがフェロシルトの問題でした。
このフェロシルトには環境基準を超える六価クロムやフッ素、放射性物質が含まれていました。
そして,フェロシルトの問題は東証1部上場の石原産業が起こした事件だったので,行政や世論が動きました。 続きを読む
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愛知県瀬戸市は産廃銀座なのです。
市内にたくさんある粘土鉱山の埋め戻しにフェルシルトを代表とするニセ再生土が利用されています。
このニセ再生土は,本当に困ったものなのです。
再生土は有害な科学物質などで汚染された土を薬物処理や熱処理を通じて無害化した土であると考えられます。
こうした再生土は埋め戻しや造成用のリサイクル商品になります。
というのが建前なのですが,通常,数百円で再生土を購入すると,再生土販売業者から運搬費などの名目で10トントラック1台につき数万円が支給されます。
この差額分が建設業者の利益となるので,あちこちの工事で埋め戻しや造成に利用されています。
この再生土ですが,どうも品質に問題があるらしい,という事がわかってきた。
その中で一番大きな問題となったのがフェロシルトの問題でした。
このフェロシルトには環境基準を超える六価クロムやフッ素、放射性物質が含まれていました。
そして,フェロシルトの問題は東証1部上場の石原産業が起こした事件だったので,行政や世論が動きました。 続きを読む