小柳晴生 を含む記事

ことしの20冊:2005年

■普通、こういったばでは、「ことしの私的10大事件」といった備忘録的な 文章をかくものなのかもしれない。■しかし、それでは マスメディアの年末特集の 芸のないマネになりかねない。
■幸か不幸か、当 日記は、時評としての性格だけでなく、書評群としても それなりの読者層はいるとかんがえられるので、おもいきって書評的総括とすることにした。■ただ この総括は、この日記で1年弱にわたって とりあげた本にかぎって、再度紹介するという かたちにした。というのも、当 日記は、「カテゴリー」のなかの 「書評」という分類項目には、たった8件しかなく、そこで複数の本を紹介していても、たかだか十数冊にすぎない。■一方で、「批評」という分類項目はもちろん、ほぼ あらゆる分類項目に、数百の本/論文などが とりあげられている。むしろ なにも 文献に依拠しない 随想や評論は、少数とさえいえる。■同時に、当 日記には、検索機能がついておらず、各分類に 蓄積された 文献紹介の ありかが、全然みとおせない。■したがって、この 総括は、はなはだ不充分ながらも、案内図的な性格も もたせることにした。
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40歳からの勉強法(三輪裕範)

三輪裕範『四〇歳からの勉強法』〔ちくま新書〕は、「1957年兵庫県生まれ。神戸大学法学部を卒業後、伊藤忠商事に入社する。鉄鋼貿易本部を経て、ハーバード・ビジネススクールに留学し、MBAを取得する。その後、大蔵省財政金融研究所、経団連21世紀研究所、伊藤忠商事会長秘書等を経て、現在は伊藤忠商事調査室長。TOEIC985点取得」という、かがやかしい経歴をもつ、「スーパー・サラリーマン」ともいうべき人物による、「ビジネスマン」むけの指南書だ。■「まえがき」「あとがき」に、ビジネスマンという属性=経験をもとに、当事者として ご同業あてに、方法を提案するむねが あきらかにされているとおり、あくまで、「おつとめ」ないし「実業家」むけ。主婦とか農場/牧場経営のオジサマなどは、対象外になっている(笑)

■本書の問題意識は、単純にいうなら、「みやづかえ」している身、そして「やとわれ」の身でないにしろ 「ビジネス」で忙殺され 自由な時間がかきられている層にとって、類書の大半が、ピントはずれの設定で 方法/方法論をかたってきたことへの、批判的のりこえである。
■つまり、組織やクライアントなどに しばられて、やりくりがつく時間帯が限定されている層にとって、大学人や評論家などが、参考にもならないような 自慢をくりかえしてきたと、ホンネではいいたいのだとおもう。■その点、本書のばあい、現役サラリーマンとして、9時5時にとどまらない 週日の拘束の すきまをぬって、ビジネス英語の達人にはなるは、重役連中への レクチャーをするべく アメリカの政治動向のレポートをまとめるべく、その英語力を駆使して情報分析をくりかえすはと、「サラリーマンの カガミ」のような人物の、経験則が 展開されている。迫力と説得力があるわけだ
(笑) 続きを読む

人生を ながして はしる能力

■すでに2度とりあげたが、小柳晴生さんの『大人が立ちどまらなければ』は、よむ漢方薬、ないし整体、という感想を、何度もあじわわせてくれる。■何度も かいているとおり、小柳さんの主張は、軸は実に単純明快。  続きを読む

「過剰」を すてる能力

先日紹介した小柳晴生(おやなぎ・はるお)さんの『大人が立ちどまらなければ』(NHK出版)には、かんがえこませる一節がすくなくない。 続きを読む

よむ漢方薬、あるいは整体

小柳晴生(おやなぎ・はるお)さんの『大人が立ちどまらなければ』(NHK出版,生活人新書)はなかなか ふかい本だ。 続きを読む
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